健康経営宣言
「サービス先端企業」として新たな価値を創出し続けるために、
社員一人ひとりが常にベストコンディションで、最高のパフォーマンスを発揮すること、
また、社員とその家族の幸せ、お客様、取引先に
より良いサービスを提供することを目指しています。
クレディセゾンでは、健康維持・増進を重要な経営課題と位置づけ、
これを推進するための組織体制を構築し、様々な取り組みをおこなっていきます。
基本理念
健康・安全の確保は、全ての業務に不可欠な要素である。健康に関する基本的な考え方を次のとおりとする。
- ①社員にとって、健康は生涯設計実現のための重要な要素である。
- ②会社にとって、社員の健康はその能力を十分に発揮し、事業活動や社会活動に貢献するうえでの重要な要素である。
- ③健康は社員が自分で守るものであるが、会社はその活動を支援する。
取組方針
- ■会社は安全配慮義務を遵守する。
- ■会社は、必要な安全管理体制を整備する。具体的には作業環境、職場環境の管理、健康管理などを推進するとともに、管理監督者および社員に対して安全衛生教育を行う。
- ■社員は自ら安全確保および健康増進に努める。
- ①社員は会社が実施する健康管理活動に積極的に参加する。
- ②活き活きと業務ができるよう自己の健康管理に責任を持つ。
推進体制
戦略人事部内にある健康推進チームが中心となり、社員の健康保持増進活動を推進しています。また、全国各事業所には推進リーダーとなる衛生委員を配置し、全社的な活動に加え、事業所別の課題に応じた活動も行っています。
社員が心身の健康に関する相談をスムーズにできるよう体制を整えています。
これまでの取り組み
取組内容
―「健康なココロとカラダ」をつくる
女性の健康への取り組み
- 女性社員が全社の約7割を占めており、ライフステージの変化に対応しつつ、女性社員が「健康」でイキイキと働き続けられるよう、女性特有の健康問題について、様々な取り組みを行っています。
- 手上げ式の参加型セミナーを定期的に開催し、自身の身体を見つめなおし、自律的に健康維持、増進について考える機会を提供しています。(これまで「婦人科医による女性特有疾患セミナー」「助産師によるウエルネスマネジメントセミナー」等のオンラインセミナーを実施。)
- 2021年度には社員が心身ともに健康的に働けるきっかけづくりを目的に、フェムテックに関するセミナーを開催しました。
- 不妊治療を支援するため、かかる費用の一部補助を行っています。
がん対策
- がんについての正しい知識を身につけ、早期のがん検診受診を促すため、社内イントラネット、社内SNS等を活用し、定期的な情報発信をおこなっております。
- 社員によるがんサバイバー対談会、インタビュー記事を全社に発信するなど、がん検診の大切さ、早期発見の重要性を訴えるとともに、がんに罹患しても仕事をあきらめずに両立しながら自分らしく働きつづける、というメッセージを伝えています。
- 全社員を対象に、健康保険組合ががん検診の費用補助を行なっています。年1回がん検診に特化したキャンペーンを実施し、さらなる受診促進を行っております。
- 2021年厚生労働省委託事業「がん対策推進企業アクション」の企業コンソーシアムにおいて、がん対策を熱心に取り組んでいるとされる企業として「企業コンソーシアム40」へ参画し、会議、研修会を通じて職域がん対策に取り組んでおります。
生活習慣病・喫煙対策
- 社員の健康管理と疾病の早期発見、早期予防を目的に、全社員定期健康診断受診の徹底しており、毎年の健診受診率は100%で推移しております。また、法定項目の検査に加え、生活習慣病対策を目的として検査項目を追加し、健康診断の内容充実を図っております。
- 毎年実施しているキャリアデザイン研修において、健康維持・増進についてのカリキュラムをプログラム化し、社員への教育を行っております。
- 健保との連携により、毎年ウォーキングキャンペーンを実施しています。健康維持増進、運動習慣の見直しや生活習慣改善に向けて、社員へ向けて参加促進を行っております。(参加人数:2018年88名、2019年96名、2020年320名)
- 喫煙リスク軽減に向け、健康保険組合による禁煙外来受診を促進しています。社員への利便性から、オンライン、または通院の2種類のプログラムから選択することができ、費用補助を行っております。
- 心身のリフレッシュとメンテナンスのために、5年に一度「ウエルネス休暇」の取得を推奨しています。連続休暇取得と人間ドック受診を促進し、人間ドックについては費用補助を行っております。
―「誰もが働き続けられる職場」をつくる
労働時間適正化、ワークライフバランスの取り組み
仕事と治療の両立支援
- メンタル、フィジカルに限らず、疾病により休業した社員が、復帰後自律的に就業継続可能となるよう「セルフマネジメントアシストプログラム」を定め、社員の復職支援を行っています。各フェーズで、本人への目標や健康状態を把握し、上司、産業医、保健師、人事が連携しながら、休業中~復職~復職後までのサポートを行っています。
- 時間単位有給休暇、半日有給休暇、フレックスタイム、時差出勤、テレワーク等、柔軟な働き方を可能にする各種制度を整備し、仕事と治療の両立に向けた支援を行っております。
- やむを得ず休職期間満了にて退職にいたった場合でも、退職後5年以内であれば、退職時と同条件で再入社できる、「リワークエントリー制度」を制定しています。
外部活動
KENKO企業会 会員各企業がボランティアベースで集い、各々のノウハウ共有、学び合いをすることで社員の健康増進をはかる集まり。 |
- ・2016年 KENKO企業会へ参加。
- ・これまで、メンタルヘルス分科会、ウォーキング分科会、女性の健康分科会、健康経営推進分科会に参加。(2021年度は健康経営推進分科会幹事会社)
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がん対策推進 企業アクション 厚生労働省委託事業 |
- ・2010年 がん対策推進企業アクション 推進パートナーへ登録
- ・2020年 がん対策推進企業アクション がん対策推進優良企業受賞
- ・2021年 がん対策推進企業アクション・企業コンソーシアム、企業コンソ40へ参画
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がんアライ部 治療しながら働くがん罹患者がいきいきと働くことができる職場や社会の実現に向けた民間プロジェクト |
- ・2018年 がんアライ部へ参加。「がんアライ宣言」表明。
- ・「がんアライアワード」において、その中で特に優れた取り組みを行っている企業のうちの1社として、最高賞の「ゴールド」を4年連続で受賞。
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外部からの評価