株主・投資家の皆様との対話促進の方針
1. 対話促進のための体制
当社は、会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るために、株主・投資家の皆様との建設的な対話を促進することが重要と考えております。IR担当部門である経営企画部の管掌取締役及び担当執行役員並びにCFOにより積極的なIR活動を行っております。同部は、広報室、財務経理部を始めとする関係部署と連携の上、円滑なIR活動及び経営陣による株主との対話を実施しております。また、株主との面談については、経営企画部と総務部を窓口として、株主の面談の目的等を踏まえて、取締役(社外取締役含む)、執行役員、監査役が合理的な範囲で適切に対応することを基本としております。
2. 株主・投資家の皆様との建設的な対話に関する取り組み
<株主・投資家との個別面談の充実>
国内外の株主・投資家の皆様との対話の充実を図るため、個別面談を実施することで相互の情報交換を行い、国内外の主要な株主・投資家と、代表取締役及びCFOが直接対話する機会を増やすことで、積極的な意見交換を行っております。2024年度の個別面談回数は、国内外計391回(前年度比1.5倍超)となり、CFOは約70%の面談に参加しております。また、2025年9月末時点で当社発行株式の約28%を外国人株主が保有しておりますので、海外在住の投資家へのIR活動として、国内外のカンファレンスへの参加に加え、代表取締役、CFO、グローバル事業管掌役員が海外に渡航し、現地機関投資家訪問による個別面談を実施するなど、積極的かつ継続的なリレーション構築に努めております。
<個別面談以外の対話に関する取り組み>
株主・投資家及び証券・債券アナリスト、個人投資家の皆様それぞれに応じた各種イベント(決算説明会、カンファレンスコール、事業戦略説明会、個人投資家向けIRイベントへの参加など)を積極的に実施しております。なお、フェアディスクロージャーの観点から、決算説明会資料、決算説明会資料(スクリプト付)、決算補足資料、音声配信、説明会の主な質疑応答などの各種IR資料に加えて、中長期的な価値創造を訴求するための統合レポート(2020年3月発刊開始)をオフィシャルサイトに掲載するなど継続的に情報開示の改善を実施しております。
3. 株主・投資家の皆様との対話内容のフィードバック
対話で得られた株主・投資家の皆様からのご意見・ご要望や随時発行されるアナリストレポート等につきましては、IR担当部門である経営企画部が中心となり当社の経営幹部等に対し適宜・適切にフィードバックするとともに、取締役会や経営会議等において対話に関する報告を行うことで、企業価値向上に向けた議論に活用しております。
株主・投資家の皆さまからのご意見とそれを踏まえた対応
| テーマ | 株主・投資家のご意見 | 当社の対応 |
|---|---|---|
| 情報開示の拡充 | 成長戦略の柱の一つである グローバル事業に対する 理解を深めるため、 情報開示を増やして欲しい |
・2024年5月 ・2024年6月 説明会資料はこちら ・2025年4月 |
| 事業戦略の理解を深めるため、事業別の説明会を開催して欲しい |
・2025年9月 説明会資料はこちら |
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| 開示コンテンツを拡充して欲しい |
・2024年の統合報告書から従来のPDF版に加え、HTML版発行し検索性を向上。また要点を分かりやすくまとめたダイジェスト動画を公開 統合レポートはこちら |
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| 資本政策 | 基本的な考え方のような 定性情報だけではなく、 定量情報も開示して欲しい |
・2024年5月 新中期経営計画において、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた考え方を公表、キャッシュ・アロケーション情報を初開示 |
| 対話の充実 | 理解度を深めるために 決算説明会を四半期開催にして欲しい ※従来、第1四半期及び第3四半期決算はセルサイドアナリスト限定の説明会を開催 |
・2024年8月 |
| 個別面談など、 経営層との対話機会を増やしてほしい |
・2024年度の個別面談回数は国内外計391回(前年度比1.5倍超)に拡大 ・2025年7月 |
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| サステナビリティ | サステナビリティに関する 情報開示を増やして欲しい |
・2021年8月 ・2023年10月 ・2023年11月 インパクトレポートはこちら ・2024年8月 ・2025年 |
4. 対話に際してのインサイダー情報管理
インサイダー情報の管理を含む情報開示方針については、別途ディスクロージャーポリシーを定め、フェアディスクロージャーを徹底し、適切な対応に努めています。
5. IR活動実績
株主・投資家及び証券・債券アナリストを対象とした説明会を年4回開催し、代表取締役又はCFOより当該期間における決算概況及び経営戦略・営業進捗について説明を行っております。(代表取締役は第2四半期、本決算のみ参加)また、2024年6月には株主・投資家の皆様から注目度の高いインド事業に特化したグローバル事業戦略説明会を開催、2025年4月にはセルサイドアナリスト向けインド現地視察ツアーを実施いたしました。株主・投資家との面談の機会を増やすことで、建設的対話のさらなる促進に努めております。
6. 外部表彰
建設的対話を支える情報開示の強化を踏まえ、各種ツール作成にも力を入れております。当社ウェブサイト、及び統合レポートは外部機関から継続的に表彰を受けるなど、高い評価を得ております。
<IRサイト>
日興アイ・アール株式会社の「2024年度全上場企業ホームページ充実度ランキング」総合部門において、「最優秀サイト」に初めて選出されました。2019年~2023年までは総合部門「優秀サイト」に5年連続選ばれています。
また株式会社ブロードバンドセキュリティの「Gomez IR サイトランキング2024」においても、銅賞を初受賞いたしました。
その他の外部表彰については、以下ページをご覧ください。

