2026.10.26
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野 克己、以下「当社」)は、東京証券取引所グロース市場への新規上場承認を得たHiJoJo Partners株式会社(本社:東京都港区、代表取締役共同社長:メンザス・スピリドン/秋山 典文、以下「HiJoJo Partners」)の米国子会社であるHiJoJo Holding Company Inc.(登記地:米国デラウェア州、事業拠点:米国カリフォルニア州、以下「HJJ US」)に対し、SAFE契約(※1)に基づき1,000万米ドルを出資する予定です。
また、2026年11月20日に予定されているHiJoJo Partnersの新規上場に関し、HiJoJo Partnersが引受証券会社に対して当社への親引け(※2)を要請する予定である旨を開示したことを受け、当該親引けが実施される場合に、これに応じて、最大5億円に相当する株式数の同社株式を追加取得することを検討することといたしました。なお、当社はHiJoJo Partnersの新規上場が予定どおりに実現することを保証するものではなく、最終的な親引けの実施の有無および取得数量等は、発行価格の決定時に決定される予定です。
当社は、2018年からHiJoJo Partnersに出資し、非上場株式ファンドの商品紹介などを通じて協業を進めてまいりました。今回の出資を通じて、同社との資本・業務関係をさらに深めるとともに、米国事業の成長を支援し、双方の顧客基盤や金融・資産運用機能を活かした新たな事業機会の創出を目指してまいります。
HiJoJo Partnersは、国内外の成長段階にある非上場企業を発掘し、その株式等を組み入れたファンドの組成・販売・運用を行う資産運用会社です。米国を中心とする非上場成長企業への独自のネットワークを有し、国内の投資家が直接アクセスしにくい投資機会を、ファンドを通じて提供しています。2026年9月末時点で累計販売額は751億円超、会員数は1万人超となるなど、事業基盤を拡大しています。
また、同社は「非上場有価証券特例仲介等業務」の登録を完了し、2026年10月1日より、非上場株式に特化した投資銀行業務「プライベートマーケットソリューション」の営業を開始しました。非上場株式のセカンダリー媒介や私募の取扱いなどを通じて、非上場企業の資金調達や既存株主の株式売却ニーズに対応していく方針です。
当社は、決済・ファイナンス事業で培った顧客基盤や事業ネットワークを活かし、出資先との事業連携や企業価値向上を目指す戦略投資を推進しています。
今回、HiJoJo Partnersの新規上場が予定されていることを新たな節目として、同社への追加出資の検討と米国法人への出資を通じて資本・業務関係をさらに深め、同社の成長を支援するとともに、当社グループの金融・資産運用領域における新たな事業機会の創出を目指します。
(1)米国における投資案件の発掘・取得機能の拡充
HJJ USへの出資を通じて、米国の有望な非上場企業への投資案件の発掘・取得機能の拡充を支援します。HiJoJoグループが有する米国の非上場株式市場へのアクセス力と、当社の国内外における顧客基盤や事業ネットワークを活かし、新たな事業機会の創出を目指します。
(2)非上場株式ファンドの投資機会の拡大
当社および関係会社が有する顧客接点を活かし、HiJoJo Partnersが提供する非上場株式ファンドなどの認知・利用拡大を目指します。各商品の投資要件やお客さまの資産状況・投資経験等を踏まえ、非上場成長企業への投資を検討する機会を広げてまいります。
(3)新たな資産運用商品・金融サービスの創出
HiJoJoグループが有する米国の非上場株式への案件発掘・取得機能を活用し、当社グループ内外の資産運用会社との連携を通じて、非上場株式を組み入れた新たな資産運用商品・サービスの開発可能性を検討してまいります。
また、HiJoJo Partnersの顧客に対しても、当社のペイメント・ファイナンスサービスや、関係会社が有する資産形成・IFA機能を活かした金融サービスの提供可能性を検討し、双方の顧客基盤を通じた事業機会の創出を目指します。
当社とHiJoJo Partnersの関係は、2018年に始まりました。
当時、米国では非上場株式への投資機会が広がる一方、日本ではこうした投資機会へのアクセスが限られていました。当社は、非上場株式投資市場が日本でも新たな市場を生み出す可能性と、HiJoJo Partnersの事業構想に着目し、同社の創業初期に出資しました。
以来、株主として同社の成長を支援するとともに、非上場株式ファンドの商品紹介などの協業を進めてまいりました。
HiJoJo Partnersの新規上場が予定されていることを新たな節目として、これまで培ってきたパートナーシップをさらに発展させ、両社のさらなる成長を目指してまいります。
当社は、今後も「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY」の実現に向け、投資先と資本・事業の両面から共に成長するパートナーシップを深化させてまいります。
なお、当社は、HiJoJo Partnersによる当社への親引けが実施される場合に、これに応じることを検討しているものであり、最終的な親引けの実施の有無および取得数量等は、発行価格の決定時に決定される予定です。
| 項目 | 日本法人 | 米国法人 |
|---|---|---|
|
対象会社 |
HiJoJo Partners株式会社 |
HiJoJo Holding Company Inc. |
|
方法 |
IPOに伴う親引けによる株式取得 |
SAFE契約に基づく出資 |
|
予定金額 |
最大5億円 |
1,000万米ドル |
|
目的 |
資本・業務関係の強化と上場後の成長支援 |
米国事業の成長支援と金融・資産運用分野の連携 |
HiJoJo Partners株式会社 代表取締役共同社長 メンザス・スピリドン コメント
クレディセゾン様には、当社創業当初よりご支援を賜り、2018年のご出資以来、市場環境が大きく変化し、当初の想定通りに進まない時期もございましたが、変わらぬご支援を続けていただいてまいりました。
このたびHiJoJo Holding Company Inc.への新たな出資を受けられることを大変うれしく思うとともに、これまで築いてきた両社の関係を礎に、米国における投資案件の発掘・選定機能と現地ネットワークを一層強化し、国内投資家の皆さまへより質の高い多様な投資機会を提供してまいります。
クレディセゾン様とともに、当社の次なる成長フェーズを歩んでまいりたいと考えております。
※1 SAFE契約(Post-Money Simple Agreement for Future Equity):投資家が資金を払い込み、将来の資金調達、流動化事由、満期その他の契約所定の事由に応じて、出資金の株式への転換または金銭等の支払いを受ける権利を定める投資契約。
※2 親引け:株券等の募集または売出しに際し、発行者または既存株主等が指定する販売先に対し、引受証券会社が株式を販売すること。
本資料は当社の取り組みに関する情報提供を目的としており、有価証券の取得を勧誘するものではありません。
以上
株式会社クレディセゾン 代表取締役(兼)社長執行役員COO 水野 克己 コメント
クレディセゾンは、2018年のHiJoJo Partnersへの出資以来、同社の成長を支援するとともに、連携を深めてまいりました。
今回のIPOを新たな節目として、同社への追加出資と米国法人への出資を通じ、両社のパートナーシップをさらに発展させてまいります。
HiJoJo Partnersが米国で培ってきた投資案件の発掘力やネットワークと、当社の顧客基盤や金融機能を掛け合わせ、新たな事業機会の創出を目指してまいります。