CSDX CREDIT SAISON Digital Transformation

クレディセゾンは、デジタル技術でビジネスを
変革・転換する「CSDX VISION」を掲げ
デジタル時代を先導する企業を目指しています。

CSDX VISION

クレディセゾンは「CSDX VISION」を掲げ、デジタルトランスフォーメーション推進しています。

CSDX VISION

CDOメッセージ

小野 和俊 取締役(兼)専務執行役員 CDO(兼)CTO小野 和俊 取締役(兼)専務執行役員 CDO(兼)CTO

小野 和俊

取締役(兼)
専務執行役員 CDO(兼)CTO

小野 和俊

取締役(兼)
専務執行役員 CDO(兼)CTO

CSAX戦略 - AIトランスフォーメーションへの挑戦

6年間のDXの歩み

2019年より内製化組織をゼロから立ち上げ現在では約200名規模へと拡大しました最初はクレジットカード会員向けスマホアプリの一機能の開発から始まった内製開発は現在では基幹系システムにまで拡大し情報システム部門と一体となって全社DXを推進しています
業務効率化の面では2019年比でソフトウェアによる手作業業務の自動化は累計161万時間に到達し社員換算で約800人分の業務を自動化しましたさらにコピー用紙の使用量も累計102トン分削減を実現主要システムのクラウド利用率も80%に到達しています
DXによって事業を筋肉質化しより迅速かつ柔軟な新商品・新機能のリリースを実現してきた私たちが次に目指すのはAIによる業務の抜本的な改革「CSAX(Credit Saison AI Transformation)」です

CSAXの4つの柱

1. 全社員のAIワーカー化
「全社員に最先端かつ最上位のAIを配布したら何が起きるのか?」-この問いに対する答えを得るため2025年6月から8月をパイロット期間として315名の社員を対象にChatGPT Enterpriseを配布しました営業企画コールセンターオペレーションシステム開発などほぼ全ての部署が参加したこの実証実験では社員一人あたり年間170時間(年間業務時間の約8.5%)の削減効果が見込めることが明らかになりました
これを受けChatGPT Enterpriseを全社員に配布することを決定しました全社員がAIを自然に使いこなし日常業務を高度化する「AIワーカー」へと進化することを目指します
2. 業務の再設計・AI起点の業務改革
私たちを含む多くの事業会社における業務の大半はAIが現在のように発展する以前に設計されたものです今後は「全社員にAIツールが配布されAIが共に働く存在である」ことを前提に業務を再設計することで大幅な省力化を実現します
2027年春までに2019年比で累計300万時間の業務削減を目指します
3. AIフレンドリーな情報・システム設計
従来文章やプレゼン資料各種規定類は人間が読むことだけを前提に作られてきましたしかし今後は人間に加えAIにとっても可読性の高い資料を増やしていくことでAIが自社知識を正確に理解し業務に即した正確な回答を返せる可能性が高まります
このため今後作成・改訂する資料についてはAIフレンドリーな形式への転換を進めるとともにシステムについても「人の操作性」に加えて「AIからのアクセス容易性」を考慮した設計・開発を行います
4. AIガバナンスの確立
AI活用が利便性や生産性向上をもたらすことは疑いの余地がありませんがその利用にあたってはリスクや留意点も存在しますそこで以下7つの施策により堅牢なAIガバナンス体制を構築します
 1. AI活用状況の現状把握
 2. AI指針/ポリシーの策定
 3. AIガバナンス体制構築
 4. モニタリングプロセス策定
 5. モニタリングツールの導入
 6. AIガバナンス人材育成
 7. 運用プロセスの改善

CSDX戦略

CSDX VISIONの達成に向けて、デジタル基盤とデジタル開発プロセスを最適化し、
デジタル技術やデータを活用することによる新たな価値や事業協創を実現します。

CSDX戦略
  • CSAX戦略

    CSAX戦略

    AIを活用した業務改革と、人材育成を両輪で進めることで、全社的なDX推進を加速しています。効率化と価値創出を実現する仕組みづくりと、社員一人ひとりがAIを活かせる環境整備に取り組んでいます。​

  • 事業創出

    事業創出

    デジタルとリアルの強みを活かしたサービスやプロダクトの展開などにより、お客様の期待を超える感動体験の提供を目指します。

  • 事業協創

    事業協創

    「オープンイノベーション戦略」として、ベンチャー企業との人材交流や、エコシステム構築を目指します。

  • デジタル開発プロセス

    デジタル開発プロセス

    デジタル人材を活用するための全社横断DX組織の組成や、デジタル部門とIT部門の人材・知識交流、デジタル組織への加速を目指します。

  • デジタル基盤

    デジタル基盤

    クラウドの新規採用を積極的に行い、既存システムのクラウドへの移行を推進すると共に、外部システムとの連携を強化します。

CSDX戦略 詳細資料

2025年9月19日開催 戦略説明会

プレゼンター:
取締役(兼)専務執行役員CDO(兼)CTO 小野 和俊
グループDX戦略、CSDX推進部、情報セキュリティ統括部、
カスタマーサクセス事業部 管掌

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