「企業は社会的存在として
最低限の法令遵守や利益貢献といった
責任を果たすだけではなく、
市民や地域、社会の顕在的・潜在的な要請に応え、
またはそれを上回る方法や内容で事業を
展開していかなくてはならない」ものととらえ、
社会貢献活動に取り組んでいます。
関連するSDGs
キャッシュレス社会実現に向けて、お客様の利便性向上を目的として多種多様な決済プラットフォームの実現に取り組んでいます。
クレジットカードやプリペイドカードをはじめとするプラスチックカードの発行に加えて、スマートフォン決済や提携先アプリと連携したQRコード決済など多様なスキームを提供しています。
個人情報を安全に管理することは、当社に課せられた最も重要な責務と認識し、個人情報保護に万全を尽くしていくことを宣言した「個人情報の取扱いに関する宣言」を公表しています。個人情報の管理については、法令はもとより、ガイドライン・業界ルールなどを遵守するとともに、社内規程を定め、社内研修・コンプライアンス教育を実施し、(一社)日本クレジット協会の資格制度である「個人情報取扱主任者」の取得を実質的に社員に義務付けるなど、管理意識の醸成と浸透に努めています。また、個人情報の取り扱いについては、専用回線の利用、アクセス権限者の制限、情報の暗号化、情報端末設置場所への入退出管理など、セキュリティの強化を図っています。なお、個人情報の取り扱いを適切に行っている事業者に対して付与されるプライバシーマークを2006年5月に取得し、個人情報保護水準の維持・向上に取り組んでいます。
使い過ぎによる「多重債務者」の発生防止と、お客様の暮らしを豊かにし、経済の発展に寄与するということのバランスの追求が最重要課題と考え、個人情報の適正管理に努め、慎重な与信と与信後の適切なフォローによる「多重債務者」発生の防止に取り組んでいます。
カードのお申し込みやNetアンサーなど、Webシステムにおけるお客様の大切な情報を預かる部分について当社では日頃よりシステムの安定稼働の維持に努めるとともに、重要なシステムについてはTLS/SSL(Transport Layer Security/Secure Socket Layer)と呼ばれる暗号通信技術を採用し、お客様の個人情報を保護しています。当社では日頃よりシステムの安定稼働の維持に努めるとともに、重要なシステムについてはバックアップを確保する等、不測の事態に備えたコンティンジェンシープランを策定しています。また、システムの脆弱性を検知・改善すること等を目的に定期的なシステムリスク評価の実施や、標的型攻撃メール等のサイバー攻撃対応として、ファイアウォールの強化及び社員の情報セキュリティ意識向上のための模擬メール訓練を実施するとともに、万一感染した場合でも被害を最小限にとどめる対策を講じています。
当社では創業より70年間で培ったクレジットカードにおける審査のノウハウ・経験と、パートナー企業との協働による新たなシステムを掛け合わせることで、より強固なセキュリティ基盤を構築しています。
具体的には、AIによる不正検知の自動化、なりすまし防止技術の導入、不正デバイス検知の3つの方向性でキャッシュレス決済における不正排除に取り組んでいます。こうした取り組みを通じて、お客様に安心・安全な決済環境を提供し、新時代におけるタイムリーかつ非接触の決済手段の普及に貢献しています。
1 AIによる不正検知の自動化
AI(機械学習)を活用した不正リスクスコアリングモデルによって不正リスクが高い取引を判別分析し、第三者による不正利用を未然に防止するためのシステム。巧妙化する不正手口の自動学習と最新トレンドの早期把握により、膨大な取引データから素早く精度の高い不正検知が可能。
2 デバイス識別技術による不正防止
お客様が利用するデバイスの一つひとつを識別する技術を使って、インターネット上で行われる不正行為を検知するサービス。インターネット上で行われる不正なカード申し込みや本人になりすましたショッピング利用を検知・防止することで、インターネット取引に対する不安を解消し、安心・安全なインターネットサービスの提供が可能。
3 顔認証技術によるなりすまし防止
生体認証による本人認証技術を有する㈱Liquidが提供する本人確認書類や顔画像等を撮影するだけで入会手続きがオンラインで完結する新たな本人確認サービス「LIQUID eKYC」と、当社のカード情報をAPI連携する「セゾンコネクト」を組み合わせることで、プラスチックカードの受け取りを待たずに、審査完了後スマートフォンでの即時利用(モバイルペイメント)が可能。
アジアを中心とした新興国におけるファイナンシャル・インクルージョンの推進による経済発展への貢献を目指し、現地企業との合弁や提携での事業展開、コーポレート・ベンチャー・キャピタルやインパクト投資での投融資などを通して金融サービスを提供しています。
永久不滅ポイントやセゾンカード・UCカード決済による寄付により、社会的意義の高い活動や自然災害復興への支援に協力しています。
「令和元年台風19号」
義援金
1,102万円
「首里城再建支援」
支援金
853万円
「令和2年7月豪雨」
義援金
901万円
主に中高生の自立した消費者の育成を目的とし、金融知識を深める一助として当社社員が学校に出向き、金融に関する授業を行う「出張授業~SAISON TEACHER~」を中心に、中学生から大学生まで幅広い年齢層を対象とした次世代・金融教育の取り組みを行っています。
サッカー日本代表の活動支援やユースプログラムの実施をしています。世界3大テノールのホセ・カレーラス氏の日本公演にも協賛するとともに、「ホセ・カレーラス国際白血病財団」に寄付も行い、活動を支援しています。
横浜市と「防災・減災普及啓発事業における連携協定」を締結し、防災・減災の普及啓発のための「BOSAI CAFE(防災カフェ)」の開設や防災・減災ワークショップ等を実施しています。福島県と「健康増進などに関する連携協定」を締結し、健康増進活動のサポートのほか、動物愛護センターへの※寄付活動を行っています。また、神奈川県とは「連携と協力に関する包括協定」を締結し、永久不滅ポイントを活用した地域の活性化、社会的課題の解決に向け協働しています。
横浜市防災・減災ワークショップ
福島県動物愛護センターへの寄付
国内
国内カード業界初となるコーポレート・ベンチャー・キャピタル「株式会社セゾン・ベンチャーズ」(2015年6月設立)は、FinTechやIoT、AIなど幅広い領域で、先進的・革新的な技術をもつ国内のベンチャー企業とのオープンイノベーションによる、新たな金融サービスの開発や事業連携などに取り組んでいます。
海外
海外のアーリーステージを中心に投融資を行う「Saison Capital Pte. Ltd.」(2019年6月設立)は、アジア圏のみならずアフリカ・南米など、世界の有望なスタートアップを対象に投融資を行うコーポレート・ベンチャー・キャピタル事業を展開しており、既進出国事業との連携や革新的事業モデルの早期取り込みを図っています。
当社インフォメーションセンターにおいて、耳や言葉が不自由なお客さまがビデオ電話を通じて各種手続きやお問い合わせいただける窓口を設けております。ビデオ電話によりスムーズなコミュニケーションとタイムリーなご案内をいたします。
ご高齢の方や障がいのある方など、自分とは違う誰かの視点に立ち、行動できる「マインド」と「アクション」を学ぶユニバーサルマナー検定※1の受講を推進しています。またLGBT※2の方々の悩みや不安を知り、サポートを行うための具体的な知識や向き合い方を学ぶLGBT対応マナー研修※3に参加し、多様な方々への向き合い方について学び、身につけています。
日本の少子高齢化を背景に、住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせる社会に向けて、全社員向けに「認知症サポーター養成講座」(オンライン)を継続的に開催しています。正しい知識を身につけ理解をすることで、認知症を疑われる人のみならず当社に関わる多くのお客様への応対スキル向上を目指しています。
【講座実績】※2023年3月22日時点
受講者数 | 1,041名 |
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開催実績 | 45回 |
トップメッセージ
クレディセゾン
グループのサステナビリティ
方針・基本的な考え方
環境への取り組み
社会への貢献
全員が活躍する企業へ
コーポレート・ガバナンス
サステナビリティデータ
イニシアチブ・社外評価
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