2020年3月、当社初となる統合レポートをIRサイトにて公開いたしました。今回は、事務局メンバーとして統合レポートの制作に携わった社員が、統合レポート発行に至るまでの経緯やプロジェクトメンバーの想いについてレポートします。

文:Au Yong Ying Ying(アウヨン インイン)


統合レポートプロジェクトの立ち上げ

統合レポートとは、当社の中長期的な価値創造ストーリーを、株主・投資家をはじめとする社内外全てのステークホルダーの皆様にご理解いただくことを目的に、事業戦略と財務情報に加えてESG情報などの非財務情報を統合的に紹介するものです。

2019年度は、当社にとって変革の一年でした。経営体制の刷新、新中期経営計画の発表、株式会社大和証券グループ本社との資本業務提携など、創業約70年の当社に新たな息吹をもたらしました。変革を起こすと共に、当社の価値や挑戦をより多くの方々に理解していただくため、「統合レポート」の発行に至りました。

2019年9月、経営企画部を事務局とし、「統合レポート」全社横断型プロジェクトのメンバーを募集しました。限られた部門で制作するのではなく、様々な部門からメンバーを募集することで、より多くの現場の声を反映させたいという考えからです。その結果、「当社の強みをもっとアピールしたい」「もっと当社の取り組みを理解してもらいたい」という共通の想いを持つ11名のメンバーから応募がありました。上記を実現するために何ができるのかを常に自主的に考えているメンバーです。

様々な部門から集まったプロジェクトメンバー

私たちの挑戦

部門や勤務地が違うため、スケジュール調整や効率的なミーティング開催などが事務局としての大きな課題でした。業務に支障がない限りミーティングに参加できるよう、各部門所属長に事前依頼したり、勤務地が違うメンバーも本社オフィスに集まりやすいよう、ミーティングを終業1時間前にセットするなど工夫をしました。最初の2ヵ月、プロジェクトメンバーが各部のノウハウや考え方などを意見交換しながら当社の強みを再認識し、レポートの方向性や当社の価値創造ストーリーを作り出しました。

統合レポート内容を作成中、ミーティングの様子

レポートの方向性が固まった後、メンバーを「Strategy」チームと「ESG」チームに分け、各自担当のテーマにおける内容を取材・編集しながらページの中身を充実させていきました。各事業部担当取締役への取材やインタビュー、戦略会議でのプレゼンを通して、現場の思いを経営層に届けることもできました。そして何度も修正を繰り返し、当社初の統合レポートが完成。2020年3月31日に当社ホームページに掲載することになりました! 

ブランディング部門に所属しているプロジェクトメンバーは、

「どうしたら当社の魅力をステークホルダーの皆様にお伝えできるかを日々考えています。このプロジェクトを経験することで、本業務にも活かすことができるのではないかと思い、参加を決意しました。これまでの会社情報では定量的な情報しか伝えられていない可能性があったので、統合報告書ではすでに公表されている情報だけでなく、今取り組んでいることや中期的な展開、社会的課題への向き合い方、現場社員の想いなど定性的な情報を加え、より当社の理解が深まる資料となるよう工夫を凝らしました。これをきっかけにより多くの皆様に当社の取り組みについて知っていただけたらと思います。」

と話します。


今後の歩み

今回のプロジェクトを通して、会社のことはもちろん、各部門の取り組みや方針をより理解できるようになりました。初めての取り組みでしたが、プロジェクトメンバーは本業務も繁忙な時期にも関わらず、協力し合い、完成に向けて尽力してくれたことに本当に感謝しています。引き続き、当社の企業価値向上に向け、内容や表現方法をアップデートしながら、統合レポートに力を入れていきたいと思います。それから、社内のより多くの声を集め、クレディセゾンの良さをステークホルダーの皆様に届けようと思います!


統合レポートの公開先
https://corporate.saisoncard.co.jp/ir/integrated_report/

■執筆者プロフィール
Au Yong Ying Ying(アウヨン インイン)
経営企画部 経営計画室所属。統合レポートプロジェクトの事務局メンバーとして参画。その他、稟議決裁関連業務にも従事。