神奈川支社運動会カナリンピック/2018年7月19日公開


日本では、職場とは異なる場所・空間で共にお酒を酌み交わし人間関係づくりをする「飲みニケーション」という文化があります。しかしその文化もいつしか古い文化になりつつあります。例を挙げると、現代の若者は、「仕事」と「プライベート」をはっきり区別したいという考えが出てきており、先輩から誘われても断る若手社員が増えてきたといわれています。果たして飲みニケーションは、いまの日本社会で本当に有効なのでしょうか?

クレディセゾン神奈川支社では若手社員が中心になり、飲みニケーションではない、さまざまな社内コミュニケーションを提案し、活動しています。そのひとつに「支社内で部署を越えてさらに交友を深めたい」、「お酒が苦手な人や子育て中のメンバーも参加できる企画がしたい」という思いで、誰もが気軽に参加できる神奈川支社のスポーツの祭典、題して「カナリンピック」を企画。その当日の様子を発起人がレポートします。
文:伊藤 佳輝(CHIENOWA)

 

当日大会に参加した、笑顔いっぱいの参加メンバー

普通のスポーツ大会じゃつまらない。神奈川支社だからできたオリジナル競技


昨今、会社内で運動会を開催する企業も増えているようですが、「企業内の運動会」と聞いて、みなさんはどんな競技を思い浮かべますか?

ぼくが提案したカナリンピックでは、大縄跳びやバレーボールなどの一般的な競技に加え、神奈川支社ならではの2つのオリジナルの競技をプロジェクトメンバー7名で生み出し、合計5つのプログラムで構成しました。その内容がこちらです。
~開会の言葉・準備体操~
① バレーボール大会
② しっぽとり
  <お昼休み>
③ 大縄跳び
④ 防災障害物リレー ~BOSAIコラボ企画~
⑤ リレー大会 ~聴覚障害者用陸上スターターアプリ使用~

 

大縄跳びの最高チームは70回連続ジャンプ!
全プログラムのうち、オリジナル競技を今回ご紹介します。
1つ目のオリジナル競技は、昨年横浜市と協定を結びBOSAI CAFÉをオープンした横浜市防災センターとのコラボ企画。防災意識を高めるための防災障害物リレーです。この日のために、防災センターの方にご協力頂きました。
防災障害物リレー ~ルール説明~

① バケツリレー
火災の際、バケツで水を運び消火するように、床に散らばったゴムボールをバケツに拾い集め、落とさないようにリレーで繋ぎます。

② 放水ホース早巻き競争
消防局の方よりお借りした本物の消防放水ホースを、いかに早巻きできるのかを競います。

 

床に散らばったボールをバケツに集めてから全力疾走!
さて、この2つの競技、一見簡単そうに思えませんか? まずバケツリレーでは、バケツのなかに水は入っていないものの、なかのボールを落とさないように急いで走るのはとても大変でした。また放水ホース早巻き競争では、本物の放水ホースはとても長くて重く、日ごろ筋トレに勤しむぼくでさえも、一人では持ち上げることも精一杯。なかなか上手く巻けずに苦戦したことで、火災時に緊急をせまられるなかでの消化活動の大変さが身に染みました。

 

放水ホースを協力しながら早巻きする様子
2つ目は、神奈川支社で取り組む「デフリンピック(聴覚障害者スポーツのオリンピック)プロジェクト」とのコラボ競技、リレー大会。神奈川支社にいる3名の聴覚障害の仲間のうち、デフスポーツの陸上選手でもある小林さんからの提案です。
リレー大会 ~ルール説明~

通常のスタート時に使用するピストルの代わりに、スマートフォンの「聴覚障害者用陸上スターターアプリ」を使用し、リレーを行います。このアプリの特徴は、ピストル音の代わりに光で合図を知らせることにより、聴覚障害の有無に関わらず全員が同じタイミングで合図を知ることができます。
この競技をとおして、すべてではありませんが、聴覚障害を持つ仲間の境遇を知り、日ごろコミュニケーションや情報交換を深めていくために、ぼくたちができる工夫をみんなで考えて行動していきたいと思いました。

 

聴覚障害者用陸上スターターアプリを使っていよいよスタート

チームを越えたコミュニケーションと発見


当日の参加メンバーは、おとな25名に、子ども3名。所属部署や上下関係なども関係なく、4チームに分かれて対戦しました。競技中には「こんなに走るの、速かったの? 意外と負けず嫌いだね。」など、仕事ではなかなか見られない一面を発見でき、普段いっしょに仕事をすることがないメンバーとも交流することができました。このようなチームを越えた人と人との繋がりは、普段の業務はもちろんのこと、人間関係やキャリアなどで悩んだり困ったりしたときに気軽に相談ができるというように、さまざまな場面で活かすことができると感じました。
また子どもたちは競技に参加したり、活躍するパパ・ママを応援したりで、一日中大興奮! 子どもたちの声援で、会場全体も、とても和やかな雰囲気となりました。

さてカナリンピック翌日の参加者の様子はというと、ほとんどのメンバーが筋肉痛に。しかし参加者からは「本当に楽しかった」「普段の業務では関わらないメンバーと交流ができた」という声が多くあがったため、それを聞きつけた参加できなかったメンバーから「次回こそは参加したい!」というリクエストがさっそく届きました。

飲みニケーションではないイベントは参加しやすいようで、誰にでも有効なんだなと実感できた瞬間でした。

とはいいつつも…。
じつは運動会の夜、美味しいビールで、みんなで乾杯! 日本文化で過ごしている私たちにとって、やはり飲みニケーションも有効なコミュニケーションの一つだったようです。これからも飲みニケーションも含め、いろんなコミュニケーション方法をぼくたち若手社員から提案し、積極的に職場や年代の垣根を越えた交流を深め、チーム力向上を目指していきます!

 

お兄さん、お姉さんとたくさん遊んでもらう子どもたちの様子
イベント・場所の情報

『神奈川支社運動会カナリンピック』
【日時】2018年2月7日(水)
【場所】川崎市スポーツ・文化総合センター
プロフィール

伊藤 佳輝(いとう よしき)
執筆時、クレディセゾン神奈川支社所属。
現在入社3年目、九州支社異動で初めての一人暮らしを満喫中。
週2のジム通いで健康マッチョが自慢。
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