文:セゾン・ワークライフデザイン部

クレディセゾンは、東京・池袋にあるサンシャイン60の52階に本社があります。このオフィスでは、数ヶ月前から「BGM放送」を行っています。そのものズバリ「仕事中に天井のスピーカーから音楽が流れてくる」という試みです。今回は、この取り組みの経緯・背景をご紹介します。

導入のきっかけは「仕事をもっと楽しく、クリエイティブに」というシンプルな発想。とかく、オフィスは雑多な雰囲気で、笑いもあれば時に怒号も飛び交い……という環境。そんな中、「どうせならとことん明るくやろうよ!」ということで、旗振りをした広告・販売促進部門の強い想いもあり、働く社員を半ば強制的に(?)変えてしまおうと画策したのです。

とは言え、オフィスは社員みんなの共有空間です。いきなりBGMなど流そうものなら、「仕事に集中できない」「耳障りだ」などと反発を食らうことは容易に想像できたので、事前に「BGM流したいのですが、どうでしょうか?」とアンケートを取ったのです。

投票箱をフロアに用意のうえで各自に投票してもらうという、何とも原始的な手法(笑)で行われた投票。フロアで働く約300人のうち、約200人が清き一票を投じたドキドキの開票結果は……賛成が約8割!という、圧倒的な支持を得ることに成功。これには、担当部門の部長も、大いに胸をなで下ろしておりました(笑)。

 

オフィスは東京・池袋のサンシャイン60・52Fにあります。眺望には自信があります!
……ということで始まった放送。気になるオンエア内容は、当社が冠協賛しているFMラジオ番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(J-WAVEなどJFL系、毎週日曜日13:00-16:54)を中心に、洋楽・邦楽問わず様々なヒット曲を業務時間中、ノンストップで流しています。

正直、はじめのうちは「BGMが流れるオフィス」にやや戸惑いも感じましたが、不思議なもので、慣れてくるにつれ次第にそれほど気になる(=集中力が切れる)ことがなくなるのです。むしろ、ふとした瞬間に聞こえてくるヒット曲を思わず口ずさんだり、隣席の社員と音楽談義したりと、気分転換やテンションアップに大きな効果が得られると感じています。

それでも、やはり全ての社員理解を得ることは難しいのが実情です。先日おこなった、とある社内アンケートでも「BGMを止めて欲しい」という声が挙がったのも事実。いまは、少しでもこの取り組みに共感・理解してもらうべく、最適な音量を研究したり、スピーカーの性能を上げたり、改善の工夫は常に行っています。

また、ノーベル文学賞受賞が決まるとすぐにボブ・ディランの曲を流すなど、トレンドや話題性を意識した選曲も心掛けています。音楽だけでなく、落語なんかも面白い?などと考えてみたり……。

もはや、本来業務でもないことに情熱を傾けすぎですが(笑)、これも「楽しくなければ仕事じゃない」というクレディセゾンの風土の一環。みんなが快適に仕事をこなし、コミュニケーションが活発化し、生産性が上がったうえで、何より「明るく楽しく」過ごすことができるオフィスを実現するために、今後も様々な「仕掛け」を実行していきます!